狭い敷地でも多くの車を駐車できる立体駐車場

立体駐車場とは、建物内や装置により多層化・立体化した駐車場のことを言います。平面駐車場に比べると狭い敷地面積でも多くの車両を停められるメリットがあります。特に機械式では維持費がかさんだり定期的なメンテナンスが必要になります。立体駐車場には自走式と機械式とに大別できます。

自走式駐車場はスロープを使って上層階や地下に自分で運転して駐車する方式で、スーパーやショッピングセンター等でよく見かけます。機械式駐車場はパレットに車を乗せてモーターや油圧機構で格納するもので、マンションや都市部の駐車場、デパートでよく利用されています。機械式駐車場を利用する上で注意しなければいけないとこは「車高」です。ここ最近売れている車はミニバンや軽自動車でもハイルーフ車です。

機械式駐車場の制限車高は1.55mであることが多く、先ほど出てきた車は1.55mを超えることが多く利用できないのです。目的地で機械式駐車場に停めればいいやと思っていたら現地で駐車を断られ、再び駐車場を探さなければならないはめになります。マンションの駐車場で使われる二段式の立体駐車場では、機械の誤操作や確認不足による事故が起きています。デパートやショッピングセンター等の機械式駐車場であれば専門の担当者が機械の操作をするのですが、マンションでは住民が機械を操作しなければならず、住民によっては不慣れなために悲惨な死亡事故が起きてしまっています。

マンションの管理組合等で定期的な操作方法の講習を行うことが必要だと思います。

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