自動車を廃棄処分することになったり利用することがなくなった場合に行う手続きが廃車手続きであり、これをしておかないと自動車税を支払わなければならなくなったり保険がかかったままになってしまうなど、コスト面でのデメリットが生じてしまうため必ず行わなくてはいけないものとなっています。ただ、廃車手続きに関しては義務的な面以外にもいくつかのメリットが存在しており、特に金銭面でのメリットが強いためできる限り手続きをしておくほうがいいと言われています。ではどのようなメリットがあるのかと言うと、まず税金や保険金の支払いをする必要がなくなります。これは一時的に廃車手続きをした場合にも適応されており、使用しない間の余計な出費を抑えることができると言うところは大きなメリットになっています。
また、あまり知られていないメリットとして還付金を受けることが出来るというところがあります。これはどういうことなのかというと、先ほど述べた税金や保険金の支払いをしなくていいというところに関連しているのですが、支払いをしなくていいだけではなく残っている期間分のお金が返ってくるということになるのです。これは普通自動車のみのメリットではありますが、まだ税金の残存期間が残っているという場合はその分のお金が返ってくるということになりますし、車検の有効期間によって算出された重量税なども返還されるので、非常に嬉しい臨時収入ということになります。