廃車をする時には「永久登録抹消」「一時登録抹消」「解体届出」3つの方法があります。「永久登録抹消」とは、自動車が解体済みであったり、災害等で自動車が利用できない場合に行う廃車の手続きです。所有者の印鑑証明書や委任状、車検証・ナンバープレートが必要になります。「一時登録抹消」とは、一時的に自動車の使用を中止する時に行う廃車手続きです。
一時登録抹消手数料として350円程度、一時登録抹消申請書の用紙代として100円程度が必要となります。あとは業者に依頼した場合には、廃車手続き代行手数料がいくらか必要になる場合があります。「解体届出」とは、一時抹消登録してある自動車を解体する時に行う廃車手続きです。解体届出書に約100円程度のお金がかかります。
この場合も業者に依頼した場合には、手続き代行手数料がいくらか必要になります。また、平成17年度に施行された「自動車リサイクル法」と言う法律に基づき、自動車を手放す場合には幾らかの自動車リサイクル料金を支払う必要があります。しかし、平成17年2月以降に一回でも車検を通せば、初回車検の時に支払い義務があるため、強制的に徴収されるため、手放す時に自動車リサイクル料金を支払う必要はありません。しかし、一回も車検を通してなければ支払う必要があります。
料金は車種にもよりますが、軽自動車で8000円程度、普通車で10000円程度、外車で20000円程度かかります。